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スタッフブログ

2013年4月24日

アイスホッケーに挑戦しました

久しぶりのブログ更新です。某アイスホッケーチームの大〇コーチにアイスホッケー練習に参加してみませんかと誘われ、急きょ「エルクス」さん(女子アイスホッケーチーム)主催の練習に参加させて頂きました。大〇コーチさんとは子供を通じ、同じ町内で仲良くホッケー談議させて頂いております。

いきなりのお誘いだったので、運動不足の私にはケガの不安がよぎりました。しかし、話の流れで、あれよあれよという間に、その場でヘルメットや防具のサイズを確認し、準備万端。しかし、靴のサイズは難しい問題でしたが、電話一本で、恐れ多くも今季国体のコーチの靴を借りることが決定してしまいました。実は大〇コーチの家族・子供たちと一緒に、大変楽しい夕食を取りながらのお話だったので、先程までの不安も忘れ、俄然、いつもの根拠のない自信に満ちあふれ、二つ返事でやります!!と答え、目標までイメージしておりました。

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 さて、写真は当日午後九時に練習が始まる前の、まだ元気な段階の写真です。早めに家に帰って、ストレッチをやって、とりあえず、ホッケーマンの格好に変身したところです。当然、練習後はどんな顔になるか想像できていたので、ビフォア・アフターのビフォアの写真を載せさせて頂きました。仕事の後なので、多少疲れ気味ですが、初めての体験にドキドキな感じです。

九時になり、何の前触れもなく、アップ練習が始まりました。当日は試合形式でしたので、半面ずつに分かれ、走ってきた人にパス、自分も走って反対側の人にパスしてもらい、戻ってきた側のゴールへシュート・・・。いつも試合前に見る、当たり前の光景なんですが、この時点で早くもしんどい・・・。さらに、三回ほど繰り返した時点で、当然調子に乗り始めてきた私は、パスをもらって、止まり方も知らないのに、MAXダッシュ、アンド、シュートと(日曜の午前中ケーブルテレビで見ていた、オべチキンをイメージ・・・(笑))その瞬間、当然体勢を崩したまま、自分の体がゴールしてしまいました。多分、キーパーの方もびっくりされていたことと思います。あの重たい鉄のゴールが1メートル程、動いていたし、多分スケートの刃がゴールに当たったので、ガキーンとすごい音がしておりました。快く靴を貸していただいた、Kコーチすいません。

さて、アップが終わり、20名ほどが半分に分かれて試合形式が始まりました。当然みんなのポジションを聞かれたのですが、見ての通りのド素人なので、「エルクス」の女性の方が気持ちのいい笑顔で、「オフェンスのライトで私と交代でお願いします」とポジションを決めてくださいました。ルールは何んとなく勉強済みなので、分かりますが、防具をつけて、長ーいスティック持って、しかも、いきなりの試合形式。ピーの笛で始まってしまいました。

皆さん、アイスホッケーを知らない人は、なんであんなに頻繁に交代するのか疑問に思われるかもしれませんが、やってみればすぐわかります。つるつるの氷の上で、ゴツイ防具をつけて、小さなパックを使ったサッカーみたいなものです。常に全力疾走なのです。今回は女子チーム主催なので、ノーチェック(体の衝突はなし)だったので、ただ自分一人で転びまくるだけですが、3分もちません。転んで立ち上がることすら大変なのに、ゾーンで攻め合うんですから、一か所穴があけばそこから攻められて、ワンサイドな状態になってしまうのです。貴重な練習時間に快く混ぜてもらえるんですから、自分の性格上、一生懸命ゲームに参加しました。一回だけ、夢に出てきたようなシュートチャンスがあったのですが、当然、イメージ通りいかず、キーパー正面で止められてしまいました。目標は1点入れると決めていたのですが、次回にお預けです。

第一ピリオドが終わり、第ニ、第三と進んで行きましたが、途中でペットボトルのお茶がなくなって、久しぶりに水道から空ペットボトルにくんだ水に命をすくわれました。後半ぐらいから右足の裏がつったままの状態で、靴を脱ぐこともできず、何分かごとに必ず交代がやってきて、リンクに上がらなければなりません。特に前半は女性の方にハイ交代ですと声をかけられると、さすがに、元体育会系の自分としては「もう駄目です」なんか言えないのです。

久しぶりに、運動をしていて、もう駄目だ、でもまだまだ、と自分と格闘したのは20年ぶりかもしれません。終わってからは達成感は全くなく、右足の痛みで、左足の靴が自分で脱げないくらいでした。でも、大〇コーチにリンクからあがるときに「ナイスガッツ!!」と言われたのとエルクスの女性に1本シュートおしかったですね!と声をかけていただき、スポーツの楽しさ、アイスホッケーの人心を感じ、いい体験ができました。だいぶ邪魔をしたと思いますが、皆さんありがとうございました。家に帰って、息子にお風呂でダメ出しされた後、いつもより、10倍おいしいビールを飲みながら、「もし、30年前にアイスホッケーに出会っていたら・・・」とつぶやく、本当に貴重な体験の一日でした。

このブログを見て、アイスホッケーをやってみたい人、子供に体験させたい方、いらっしゃったら、いつでもお声を掛けてください。アイスホッケー日本女子オリンピック代表「スマイルジャパン」のその名の通り、笑顔に満ちあふれた、気持ちのいい、最高のスポーツですよ。